SIREN: New Translation 特典 サイレン サウンドコレクションCD付き レビュー

SIREN: New Translation 特典 サイレン サウンドコレクションCD付き

 SIREN: New Translation 特典 サイレン サウンドコレクションCD付き
 メーカー:ソニー・コンピュータエンタテインメント
 発売日:2008-07-24
 レビュー評価の平均:(4.5)

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レビュー評価:(5)
先行ダウンロード版をプレイしてみたのですが、今作は良く出来ていると思います。
映像、サウンド、演出、どれをとっても現在までに発売されたPS2,3ホラーゲームの中では秀逸な部類ではないでしょうか。

簡単に言いますとSIREN 1をハリウッドドラマを基調とした演出方法でリメイクしたような感じです。
SIREN 1は日本のゲーマー間ではそのハッキリと明言されていない物語背景、独特の操作感による難易度の高さからネットを媒介とした攻略や世界観の想像で人気を博したのですが、アメリカではほとんど受け入れられていませんでした。

メタルギア等の潜入ゲーム自体は人気が有ったのですが、基本的に敵を倒しながら進む事が出来ない事、リンクナビゲーターシステムによりゲーム中に手作業でネットや攻略本から情報を集めなけらばならない事等、日本人ゲーマーなら好む手間の掛かる研究作業が海外では受け入れられなかったようです。

しかしながらSIREN 1は昨今映画化されたバイオハザード、サイレントヒルと比較しても良く出来ているゲームです。そのまま埋もれされるのは惜しい、と思っていたところ、敵を倒しやすく、かつ、終了条件が一本化された今作が発売されました。
新作というよりは簡略化したSIREN 1と思ってもらって良いと思います。
SIREN 1をアメリカで受け入れられ易いように主人公達をアメリカ人にする事によりアメリカ人目線にし、難易度と演出を調整したといったところでしょうか。
登場人物はアメリカ人ですが、人物の役割、誰がどのように屍人化していくといったストーリー展開、状況の打開方法はほぼ同じような感じです。

非常によく出来ている今作なのですが、残念な事はボリュームが少ない事です。
終了条件が一つしか無いため、同じステージを別の難易度の高い攻略法でクリアし、他のシナリオのロックを解除するという作業が無いにも関わらず、ステージ数はそのままのため、感覚的には半分位のボリュームに感じます。
アーカイブ集めという作業をする事で楽しめはするのですが、それでもやはり短いかな、という感じは否めません。

また、武器を持つとバッタバッタと敵を倒せてしまうため、隠れながら屍人の視点をジャックし、その行動パターンの間を縫って切り抜けるといった手法を使わずに敵をなぎ倒しながら強引にクリアする事が可能となっています。
序盤に武器無しで病院ステージをクリアしなければならない処があるのですが、そこは従来の考えながら攻略しなければならない緊張感のあるステージで秀逸です。そういった形式をメインにしてくれた方が良かったような気はします。

だた、今作は次世代機の能力でSIRENの世界観を良く表しているゲームだと思いますので、買い一本で有ることには間違いは無いでしょう。


レビュー評価:(4)
ダウンロード版を一足先にプレイしています。
エピソード4までプレイしましたが、個人的にはかなり満足しています。
エピソード1、2は操作等に慣れる導入部分
エピソード3からが本番という感じでしょうか。
エピソード3からは明らかに難易度が高くなっています。
そのぶんやりがいもありますが。
ちなみに体験版と同じステージはエピソード2に入っていました。

以下、個人的に感じだ事を書きます。
・グラフィック
 次世代マシンなのでいいのは当たり前なんですが、
 サイレンらしさを存分に引き出しています。
 すべてが棄て置かれたような退廃感、闇、
 ファンなら十分満足できます。

・サウンド
 これは文句なしに星5です
 光端子出力、サラウンドヘッドホンという環境でプレイしてますが、
 個人的には、グラフィックの進化より、音の凄さのほうが評価が高いです。
 特に屋内ステージ
 闇の中、見通しは効かず、そんな中で、屍人の足音、声、行動による音、
 それらが錯綜し、近く、あるいは遠く、どこからとも無く響いてきます。
 今の音は自分か?それとも同行者?屍人か?
 一旦クリアして勝手知った状況になるまでは、焦燥感と恐怖は中々なものです。

・操作
 プレイヤーが非力、そして扱える武器は銃は猟銃や拳銃があるものの
 頻繁に使えるのは鍬や鎌など、そこらへんに転がっている打撃系がほとんど
 自衛隊員、アサルトライフルが使えた2と違い、
 これは1に立ち返った感じですね。
 1と違うのは、かなり武器操作のアクションがやりやすくなったことでしょうか
 ちょっとアクションに重きをおいた感じです。
 現実離れした感はまったくないですが
 1のような絶望感がたまらないという人は、不満かもしれません。
 個人的には、1のような不自由さを残しつつ、
 且つ、爽快感を若干付加した感じのバランスは好感が持てます。
 なかには武器を全く使えないキャラもおり、これはスリル満点です。
 かなりな緊張を強いられることになると思います。

*エピソード3以降での追記
 女性キャラだと、持てない武器がありました。
 (瓶や包丁などの軽いものは拾えるが、大きくて重い武器は拾えない)
 男女間の腕力の差を考慮しているようで、これはリアルでいいと思います。

・ストーリー
 これはまだ序盤なのでなんともいえませんが
 相変わらず先が気になる展開です。
 今回はあたかもテレビ番組のような仕様で
 ひとつの章が終われば、次回エピソードの予告が流れて
 先が知りたいという欲求をかきたてられます。
 凝ったアーカイブも健在で、ストーリーを想像し、
 補完するのが好きな人はたまらないでしょう。

・システム
 大きな変更点として、視界ジャック中に動けるというのがあります。
 これは使い慣れるとかなり面白く、便利なのですが
 メリットばかりではなく、ジャックしながらの移動は
 視界に残像のようなものが入って、周囲を見渡すのが不自由になり
 しっかりとデメリットの部分も考慮されています。 

 時系列、登場人物ごとに管理されていたフローチャートがなくなっています。
 このシステムは好きだったので、非常に残念です。
 終了条件の複数化もなくなっています。
 これも残念な要素のひとつですね。必然的にプレイ時間も短くなってしまいますし。
 ただ、これに代わる要素なのか、今作では
 アーカイブ入手において、複数の条件を満たさないと入手できない物があります。
 アーカイブの位置はまったくのノーヒントなので
 これはやりこみ要素になるんじゃないでしょうか。

 次に何をすればいいのかなどの目標表示
 チェックポイントでの自動セーブなど
 これらは非常に細かく設定されており、シリーズ初プレイの人も安心だと思います。
 最初のプレイではノーマルとイージーの難度しか選べませんが
 2週目からは更に高難度のモードがあるとしたら、
 その際には、これらの親切な設定も、一切使えないのかもしれません。

・プレイ時間、ステージ
 これはまったくの予想でしかないですが、
 エピソード3の時点で、エピソードごとにプレイできるキャラ、ステージが2
 クリアまでの時間が、エピソード3のみで45分程度でした。
 (エピソード1、2はかなり早くクリアできます)
 ダウンロードデータの容量が、エピソード2?11までが600?800MB
 最終エピソードが1050MB程度ということから察すると
 総プレイ時間が9?10時間程度、プレイ可能なステージ(使いまわし含む)が30弱
 こんな感じになるのではないかと思います。
 
外人キャラへの不安が結構あるようですが
外人だからといって、陽気な軽口を叩くわけでもなく
サイレン独特の雰囲気をぶちこわしているということは、今のところ全くありません。
過去作と比べるとボリュームは減っていると思いますが、
サイレンシリーズが好きな人は買って損はないと思いますし、
屍鬼や奇談など、土着の風俗をモチーフにしたホラー作品が好きな人
そういう人は間違いなく楽しめると思います。

レビュー評価:(4)
「オー!イヤー!」であれば、

許容範囲ですね私としては。

「オー!フジヤマ!」や「オー!スキヤキ!」であれば、

要注意ですね私としては。





レビュー評価:(1)
新作のSIRENは外国人を操作します。
純日本風だから良かったのに、外国人出しちゃったら単なるゾンビゲーじゃん・・・

「オー!イヤー!」とか言いながら屍人を怖がる主人公・・・SIRENの世界観が台無しです・・・

レビュー評価:(5)
エピソード1基本操作覚えて敵と戦う。エピソード2同行者守るのが大事です。エピソード3隠れながら脱出目指す。エピソード4羽根屍人に注意しサム誘導。エピソード5蜘蛛屍人と頭脳屍人登場に視界ジャツク重要。エピソード6追跡者の銃動作見て進みます。読みやすくする為に日々編集しています。

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